シミュレーターでの実行
シミュレーターを起動する
React Nativeプロジェクトが初期化されたら、新しく作成されたプロジェクトディレクトリ内で次のコマンドを実行できます。
- npm
- Yarn
シェル
npm run ios
シェル
yarn ios
すべてが正しく設定されていれば、まもなくiOSシミュレーターで新しいアプリが実行されているのが表示されるはずです。
デバイスを指定する
シミュレーターで実行するデバイスは、`--simulator` フラグの後にデバイス名を文字列として指定することで指定できます。デフォルトは`"iPhone 14"`です。iPhone SE (第3世代) でアプリを実行したい場合は、次のコマンドを実行します。
- npm
- Yarn
シェル
npm run ios -- --simulator="iPhone SE (3rd generation)"
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yarn ios --simulator "iPhone SE (3rd generation)"
デバイス名はXcodeで利用可能なデバイスのリストに対応しています。コンソールから`xcrun simctl list devices`を実行することで、利用可能なデバイスを確認できます。
デバイスのバージョンを指定する
複数のiOSバージョンがインストールされている場合は、適切なバージョンも指定する必要があります。例えば、iPhone 14 Pro (16.0) でアプリを実行するには、次のコマンドを実行します。
- npm
- Yarn
シェル
npm run ios -- --simulator="iPhone 14 Pro (16.0)"
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yarn ios --simulator "iPhone 14 Pro (16.0)"
UDIDを指定する
`xcrun simctl list devices`コマンドから返されるデバイスUDIDを指定できます。例として、UDIDが`AAAAAAAA-AAAA-AAAA-AAAA-AAAAAAAAAAAA`のデバイスでアプリを実行するには、次のコマンドを実行します。
- npm
- Yarn
シェル
npm run ios -- --udid="AAAAAAAA-AAAA-AAAA-AAAA-AAAAAAAAAAAA"
シェル
yarn ios --udid "AAAAAAAA-AAAA-AAAA-AAAA-AAAAAAAAAAAA"